2018/07/27 18:54

暑い日には冷たくておいしいお茶を飲みたくなりますよね。
冷茶には、温かいお茶を冷やす一般的な方法と冷たい水で茶葉からエキスを水出しで抽出する二つの方法があるのをご存知ですか?
今回は、冷水でお茶を作る、いわゆる「水出し緑茶」についてお話しします。



まろやかで自然な甘みと旨味!水出し緑茶の味の特徴

水出し緑茶というキーワードが最近流行っています。冷茶は、温かいお茶を作り、それを冷して冷茶にする作り方が一般的ですが、水出し緑茶の場合、茶葉に水を入れてそのままエキスを抽出する方法です。お湯で抽出するよりも時間がかかる方法ですが、その分じっくりと甘みと旨味が抽出されます。
これは、抽出されるカテキン、アミノ酸、テアニン、タンニン、カフェインの種類や量が水の温度によって異なることに由来します。

カテキンには様々な種類がありますが、低温の水で茶葉のエキスが抽出される場合、エピガロカテキンという種類のカテキンの抽出量が多くなります。このカテキンはその他のカテキン(例えばエピガロカテキンガレードなど)よりも渋みと苦みの成分が少ないことで知られており、それによって水出し緑茶の味はまろやかになります。

アミノ酸は、低温抽出であればあるほど、その中のうまみ成分が溶け出しうま味が最大限に引き出されます。
(逆に、高温抽出ですとより香りが引き立ち、渋みや苦みが増します)

テアニンも、低温抽出であればあるほど含有量が高くなり、よりリラックスできる味わいとなります。

タンニン、カフェインといった苦みや渋みを構成する物質も、低温抽出ですと成分量を抑えることができます。これにより、温かい煎茶(緑茶)にないまろやかさが味わえます。

これらの原理によって、甘みとうま味が最大限に引き出されたまろやかなお茶ができあがるのです。

水出し緑茶の効能は?通常のお茶と効能が違う!?



抽出成分が異なることにより、もちろんその効能も通常の冷茶や温かいお茶と異なります。水出し緑茶の効能についてみてみましょう。

「エピガロカテキン」による免疫力アップ
カテキンの種類と量が抽出する水の温度で変わることは前述しましたが、低温水の場合は茶葉から「エピガロカテキン」が多く抽出されます。このエピガロカテキンは体に侵入した有害な細菌などを食べて殺してくれる免疫細胞「マクロファージ」の働きを強め、免疫力を高める作用があります。水出し緑茶が最近話題になって色々なメディアに取り上げられているのも、この「免疫力向上」が一因ですね。

ビタミンC摂取による抗酸化作用と美容効果
煎茶(緑茶)はそもそもビタミンCの含有量が高く、レモンの3~5倍の含有量です。しかも、カテキンとの相乗効果でビタミンCの吸収率が高くなります。さらに、ビタミンCは熱に弱く熱すると壊れやすいことで知られています。この効果を薄めるのがカテキンなので、煎茶(緑茶)はビタミン吸収率が高いのです。そして、水出し緑茶の場合、冷たい状態のままでビタミンCを抽出するので、吸収率はさらに高まります。
ビタミンCによる主な健康効果は下記となります。
・抗酸化作用
・美容効果(シミ・そばかすの原因となるメラニン色素の沈着予防、コラーゲン生成サポート
・免疫力強化
・殺菌作用

カフェインが少ない
低温の水で抽出される場合、カフェインの抽出量が低くなります。10度ほどの冷水ですと、通常の作り方の約半分、さらに低くなると80%減少するという研究結果もあります。
冷たいお茶は温かいお茶よりもグビグビと大量に飲んでしまいますが、カフェイン量が低いのであれば安心して飲めますね。
また、お子様や妊娠中の女性の方にも飲用できる飲料となります。

ShiZenの水出し緑茶

ShiZenでは水出し緑茶におすすめの商品をたくさん取り揃えております。一番のおすすめは「おくみどり」。
ShiZenオリジナルの定番商品ですが、このおくみどりは煎茶に抹茶が入っており、深いコクが楽しめる一品です。おくみどりは深蒸しでかつ抹茶が入っているので、水出し緑茶が完成する時間が短いです。是非試してみてはいかがでしょうか?